Windows Server に Zabbix Agent をインストールした時のメモ。
1. Zabbix Agent をダウンロードする
下記から、インストールしたいバージョンをダウンロードする。
https://www.zabbix.com/download_agents
今回は、4.0系の最新版をインストールしました。
https://www.zabbix.com/downloads/4.0.17/zabbix_agent-4.0.17-windows-amd64.zip
2. Zabbix Agent のファイルを配置する
Zabbix Agent ファイルの配置するためのフォルダーを作成する。
Program Files の 直下に「zabbix_agents」フォルダーを作成し、
作成したフォルダーの直下に zabbix_agents-4.0.17-win-amd64.zip を展開して、「bin, conf」を配置する。
また、「logs」フォルダーもここに作成する。
3. 実行権限を変更
zabbix_agentsのアプリケーションの実行を管理者権限で行えるように変更する。
下記のファイルに管理者実行権限を付与する。
C:\Program Files\zabbix_agents\bin
∟ zabbix_agentd.exe
∟ zabbix_get.exe
∟ zabbix_sender.exe
右クリック→プロパティ→互換性タブ
「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、「適用(A)」
4. zabbix_agentd.confを修正する。
zabbix_agentd.win.conf の ファイル名を zabbix_agentd.conf にリネームする。
次に、zabbix_agentd.conf の中身を修正する。
LogFile=C:\Program Files\zabbix_agents\logs\zabbix_agentd.log
Server=zabbix-server.test.com # Zabbix Server のホスト名か IP アドレスを記載する。
ServerActive=zabbix-server.test.com:10061 # アクティブチェック用の Zabbix Server のホスト名か IP アドレス、ポート番号を記載する。
HostnameItem=system.hostname # ホスト名を取得するために、Zabbixエージェントアイテムを定義するオプションのパラメータ。
5. FirewallのPort解放
受信の規則に10050番ポートを開放する設定を追加する。
または、FW が無効になっていることを確認する。
6. サービス登録
PS でサービス登録用のコマンドを実行する。
PS> cd 'C:\Program Files\zabbix_agents\bin'
PS> .\zabbix_agentd --config 'C:\Program Files\zabbix_agents\conf\zabbix_agentd.conf' --install
7. サービス起動
タスクマネージャからサービスを起動する。
8. Zabbixの設定
Zabbix Server 側で今回 Zabbix Agent をインストールした Windows サーバを登録する。