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qmail + vpopmail + dovecotな環境のトラブルシュート

メールの送受信ができないと問い合わせがあった場合の対応

qmail + vpopmail + dovecotな環境で障害が発生した時のトラブルシュートのメモです。

ホスト全体規模のメール障害

ホスト全体規模でメールの送受信障害が発生している場合
qmailやsmtpd、pop3dが落ちていないか下記のコマンドを見て確認します。

# svstat /service/*
/service/dnscache: up (pid 3151) 12516801 seconds
/service/pop3d: up (pid 5857) 9995980 seconds
/service/qmail: up (pid 9354) 16559 seconds
/service/smtpd: up (pid 7730) 0 seconds

「0 seconds」のように表示された場合、サービスが停止していますので、
下記のコマンドを実行し、停止しているサービスを起動させます。

# svc -t /service/smtpd

pop サーバが Dovecot の場合は下記のコマンドを実行し、動作しているか確認して下さい。

# ps ax | grep dovecot
18660 ?        Ss     0:11 /usr/local/sbin/dovecot
18661 ?        S      0:22 dovecot-auth
26150 pts/1    S+     0:00 grep dovecot

上記のようにプロセスが表示されない場合は Dovecot が停止しています。

下記コマンドを実行し、Dovecot を起動させてください。

# /etc/rc.d/init.d/dovecot start

一部ユーザにのみメール障害

一部のユーザのみメールの送受信ができないという場合は
宛先が間違っている、メールボックスの容量が上限に達してしまった等の原因が考えられます。

メールの送信ができない

MAILER-DAEMON や Mail Delivery Subsystem からメールが来ることがあります。

これはメールサーバから自動的に返信されるメッセージです。

主に送信したメールが何らかの理由で相手に届かなかった場合に送信されます。

送信先のサーバや利用者自身の問題に起因します。

下記のエラーが大半を占めます。

1.本文(英文)の中に、User unknown という文がある場合。
意味     送信したメールのユーザ名(@より前の部分)が存在しなかった。
原因     送信先メールアドレスの入力ミスか、既にメールアドレスが存在していないことが原因と思われます。
対応     送信先のメールアドレスを確認の上、再送信していただきましょう。

2.本文(英文)の中に、Host unknown または host not found という文がある場合。
意味     送信したメールのホスト名(@より後ろの部分)が存在しなかった。
原因     送信先メールアドレスの入力ミスか、既にメールアドレスが存在していないことが原因と思われます。
対応     送信先のメールアドレスを確認の上、再送信していただきましょう。

3.本文(英文)の中に、The file **** has been infected with the virus ###### という文がある場合。
意味     送信したメールがウィルスに感染している。
           (****部には添付ファイル名、#####部にはウィルス名が表示されます。)
原因     添付ファイルがウィルスに感染していることが原因と思われます。
対応     ウィルス対策ソフトを入れウィルスチェックをした上で、再送信していただきましょう。
参考     このメッセージのメールは、「ウィルス対策ゲートウェイ装置」にて、
         ウィルスの検知により"送信が拒否された"ことを意味します。

4.本文(英文)の中に、Message size exceeds remaining quota という文がある場合。
意味     送信したメールの相手の「メールボックスの容量」が一杯になっている。
原因     送信先の「メールボックス(メールスプール)」が容量超過になっており、受信ができないことが原因と思われます。
対応     送信先にサーバ上のメールを削除してもらった上で、再送信していただきましょう。

5.本文(英文)の中に、Message exceeds maximum fixed size という文がある場合。
意味     送信したメールのサイズ(添付ファイルのサイズ)が大きすぎる。
原因     メールで送信できる一通あたりのサイズを超えていることが原因と思われます。
対応     添付ファイルを圧縮するなどしてサイズを小さくした上で、再送信していただきましょう。
           (容量の大きい添付ファイルの送信は、本学のみならず相手側の負荷も大きくなります。)

6.本文(英文)の中に、Message could not be delivered for 5 days という文がある場合。
意味     送信したメールが、"5日間"たっても相手先に送ることが出来なかった。
           (メールサーバにて、この"5日間"に何度も再送を試みたが送信できなかった)
原因     送信先のネットワーク(メールサーバ)等が停止していることが原因と思われます。
対応     送信先にネットワーク(またはメールサーバ)の状態を確認してもらった上で、再送信していただきましょう。

7.本文(英文)の中に、Fragmented emails are not permit という文がある場合。
意味     送信したメールが、分割されているので送信できない。
原因     メールソフトの設定で「分割設定」がされていることが原因と思われます。
対応     メールソフトの「分割設定」を解除した上で、再送信していただきましょう。

メールログからも送信できない原因を探ることができます。

Success(250)      送信成功!
Deferral(421)     サービス提供不可、相手先メールボックスが一杯の場合やサービスが有効でない場合
Deferral(441)     相手側サーバが落ちている
Deferral(443)
Deferral(450)     宛先が許可されていない場合
Deferral(451)     宛先が許可されていない、宛先サーバの不具合の場合
Deferral(452)     メッセージが拒否された
Deferral(456)
Failure(501)      宛先が不正
Failure(511)      宛先メールボックスがない
Failure(550)      メールボックスが有効でない、ユーザが存在していない
Failure(551)      宛先が拒否
Failure(553)      PTRレコードが不正
Failure(554)      送信者が拒否、メールボックスが有効でない
Failure(555)
failure: user_is_over_quota     送信先ユーザのメールボックスが満杯

メールの受信ができない

ご利用のアカウントのmailboxが一杯になっている場合はサーバ上のメールを削除するようメーラーの設定を変更して下さい。

popサーバが停止している場合

下記のように pop サーバの再起動を行なって下さい。

# /etc/rc.d/init.d/dovecot restart
Stopping Dovecot Imap:                                     [  OK  ]
Starting Dovecot Imap:                                     [  OK  ]

今後も追記していきます!

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