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DRMフリーの本を法人・団体で購入する場合の注意事項

電子書籍の販売元ごとに法人利用の可否が違うので気を付けようという話

OreillyのSinatra本が欲しくて、会社経費で買ってもらおうと思っていました。

Oreillyの電子書籍はDRMフリーだし、
電子書籍を印刷したり、注釈とか書き込んでもいいよーと謳っているので
紙の本のように法人や団体で買って読んでも問題ないんじゃないかなーと思っていましたが、全くの間違いでした。

Oreillyは公式で法人利用はNGと発表していました。。
http://www.oreilly.co.jp/ebook/explain.html

電子書籍の利用規約をまとめられている方がいらっしゃいました。
とても参考になります。
http://blog.father.gedow.net/2013/02/12/terms-of-ebook-for-company/

知財や著作権に詳しい同僚の話を聞いたのでまとめ

「DRMフリー」の電子書籍で認められている複製や、印刷などの行為は
他の著作物と同じく、あくまでも『私的利用の範疇』に限って自由に利用してよい、という事である。

DRMフリーだからといって、著作権が緩くなっているというわけではない。
※自分で楽しむために、焼いたり、複数のデバイスにコピーするのを推奨する取り組みということ。

以下のリンクの中で、
http://blog.father.gedow.net/2013/02/12/terms-of-ebook-for-company/
ID共有・法人利用が「NG」とあるものは、例えDRMフリーでも、
他の人にコピーして回したり、データを共用フォルダに置いたりするのは、原則的にはやってはいけない。

ID共有・法人利用がOKとあるものは、
販売者側で、著作権者とそういう契約を結んで販売しているという事なので(レンタル店みたいなもの)
コンテンツを共有しても、違法になる事はないと考えられる。

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