CentOS 7 をインストールした後、ホスト名と静的IPの設定を行いました。
CentOS 6 で使えていたコマンドが使えなくて、手間取ったので、メモ。
ホスト名を変更する
CentOS7はCentOS6と編集するファイルが異なります。
一時的に変更する場合
# hostname hogehoge.example.com
hostname コマンドで変更した場合再起動すると元に戻ります。
恒久的にを変更する場合
# vim /etc/hostname
---
## 設定したいホスト名を書く
hogehoge.example.com
---
## サーバーを再起動し、設定を反映する。
# reboot
/etc/hostname のファイル内の値がそのまま hostname に反映されます。
CentOS 6 とは編集するファイルが違うので紛らわしいですね。
IPアドレスを確認する
# ip addr show
静的IPアドレスを設定する
/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-ethX を編集することでも設定可能ですが
CentOS 7 では推奨されていません。
代わりに、nmtui コマンドを使用します。
2016/04/13 変更
恐らく、Network Management Terminal UI の略と思います。
裏をとっているわけではないので、信憑性は低いです。
Network Manager Text User Interface の略でございました。
http://ask.xmodulo.com/configure-static-ip-address-centos7.html
当ブログをご覧くださった方からご教示いただきました。
不確かな情報を公開してしまい、ご覧くださったみなさまにご迷惑をおかけいたしました。
お詫びして訂正させていただきます。
nmtui を使った静的IPアドレスの設定手順を見て行きましょう。
# nmtui
## GUIが起動する
「Edit a connection」選択する。
「eth0」を選択する。
「Profile name」を eth0 に編集する。
「Device」を eth0 に編集する。
「IPv4 CONFIGURATION」を Manual に変更し、「Show」をクリックする。
「Adresses」で「Add」をクリックし、IPアドレスを入力する。
→ 192.168.200.100/24
※サブネットマスクの指定が可能で、入力しない場合は、 /32 となる。
「Gateway」を選択し、Default GatewayのIPアドレスを入力する。
→192.168.1.254
「DNS servers」で、Addをクリックし、DNSサーバーのIPアドレスを入力する。
→192.168.1.1
「OK」を選択する。
「Quit」を選択する。
カーソルの移動は矢印キーかTABキーで行います。
ネットワークを再起動する
ネットワークを再起動するには下記のコマンドを実行します。
# systemctl restart network.service
nmtui でネットワークの設定を変えた場合は設定を有効にするため再起動を行いましょう。
新しく追加されたコマンドわけ分からないし、使いたくない という場合
使い慣れたコマンドが使えないと作業効率が著しく低下しますよね。
そんな時は使えるようにしてしまいましょう。
net-tools パッケージを入れてやればOK!
# yum -y install net-tools
ifconfig とか netstat とかのおなじみのコマンドが使えるようになります。
まぁ、非推奨のコマンドなので、早めになれるようにしましょう!