vimを使い慣れていない人にありがちな
- 移動は基本矢印キー
- 挿入モードはiだけ
- ミスったら:q! でお茶を濁す
- 困った時のEscキー連打
といった状態から一歩前へ進めるようになることを目的として
vimの社内勉強会をしたので、その第一回目の資料を晒します。
基礎編その1
カーソル移動
w
…次の単語の頭に移動
e
…次の単語のお尻に移動
b
…前の単語の頭に移動
大文字になると"
や[
などの記号を無視した動きになります。
^
…行頭へ移動
0
…スペースなどを無視して行頭へ移動
$
…行末へ移動
gg
…テキストの最初の行にジャンプ
G
…テキストの最後の行にジャンブ
H
…カーソルを画面の一番上に移動
M
…カーソルを画面の真ん中に移動
L
…カーソルを画面の一番下に移動
画面送り
Ctl + f
…1画面分次にスクロール
Ctl + b
…1画面分前にスクロール
Ctl + e
…1行分下にスクロール
Ctl + y
…1行分上にスクロール
ちびるかと思ったほど便利な技その1
ciほにゃらら技
ci"
、ciw
、ci[
""で囲まれている中にカーソルを置いて、ci”
(change inner quoteと覚えよう)と打つと、
""の中身を消してインサートモードに変わってくれる。
""の末尾までカーソルを移動してi
を押して""の中身をdel
で1つずつ消して、とやるより早い。
ciw
とすれば、カーソルがある単語だけが消えてインサートモードに変わるし、
ci[
またはci]
とすれば[]
で囲まれたところで同じことができる。
ciほにゃらら
技を覚えたあたりからvimを常用するようになりました。
矩形選択技
-
Ctl + v
→範囲選択→I
→文字→Esc
Esc
選択した範囲に任意の文字を挿入する。
複数行をコメントアウトしたいときなどにぐう便利。 -
Ctl + v
→範囲選択→d
選択した範囲の文字を消す。
矩形選択でぐぐると幸せになれるかも!