インフラエンジニアbacchiのわかったことまとめ

bacchi.me

postfix で特定のメールキューを削除する

忘れがちなのでメモ。

メールキューの確認

削除したいメールキューを確認していきます。

postqueue -pコマンドでメールのキューを確認できます。

mailqコマンドでもOKです。表示内容は一緒。

# postqueue -p
0904F152AE9     2870 Sat Aug  4 13:45:58  hoge@hoge.jp
(delivery temporarily suspended: connect to hoge.jp[xxx.xxx.xxx.xxx]: Connection refused)
                                         piyo@hoge.jp

--- 省略 ---

-- 209 Kbytes in 47 Requests.

ログの見方ですが、右から
キューID、メッセージのサイズ、メッセージの到着時間、メッセージの送信者又は受信者

メールキューの特定ができたので、削除しましょう。

特定のメールキューの削除

以下のコマンドを実行します。

# postsuper -d キューID

これで任意のメールキューを削除できました。

# postsuper -d 12F1E152B04
postsuper: 12F1E152B04: removed

おまけ

すべてのメールキューを削除するには以下のコマンドを実行します。

# postsuper -d ALL

キューに溜まったメールを強制再送するには以下のコマンドを実行します。

# postfix flush
  • B!