GitのインストールとWindows機から使えるようにする手順をまとめてみました
Linux に Git をインストールし、Windows から使えるようにする手順をまとめてみました。
root ユーザーで作業していますので一般ユーザーで作業する場合は sudo 使ってください。
Gitのインストール
下記の手順で Git をインストールしてください。
curl -O http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/RPM-GPG-KEY-EPEL-5
rpm --import RPM-GPG-KEY-EPEL-5
vi /etc/yum.repos.d/epel.repo
---
[epel]
name=EPEL RPM Repository for Red Hat Enterprise Linux baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/5/$basearch/ gpgcheck=1 enabled=0 yum -y install --enablerepo=epel git
---
git-daemonのインストール
yum -y install --enablerepo=epel git-daemon
/etc/xinetd.d/git
が作成されるので、内容を編集します。
サービスの有効化とIPv6の無効化を行います。
disable = no
#flags = IPv6
xinetd
をリロード。
/etc/rc.d/init.d/xinetd reload
Git は9418番ポートを使うので、9418番ポートへの INPUT を許可しておきます。
iptables -A INPUT -s 接続元IP -i eth0 -p tcp -m state --state NEW -m tcp --sport 1024:65535 --dport 9418 -j ACCEPT
LAN 内で運用したいときは Git リポジトリを公開する設定をしませう。
リポジトリの公開
デフォルトでは /var/lib/git
以下のリポジトリが公開されます。
/etc/xinetd.d/git
内の server_args
の --base-path で指定されています。
リモートからの push を許可したい場合は、/etc/xinetd.d/git
内のserver_args
に --enable=receive-pack
を追加する必要があります。
公開リポジトリの作成例
cd /var/lib/git/
git init --bare test.git
WindowsでGitを使う
WindowsのGitクライアントは色々あるようですが、GitHub for Windowsを使ってみました。
インストーラを実行するだけで GitHub と Git Shell がインストールされます。
GitHubのアプリケーションを起動するとGitHubのユーザアカウントの入力を促されますが、無視しても問題なくローカルのリポジトリの管理ができます。
Git Shell の方は gitコマンドを実行するためのコマンドプロンプトです。
リポジトリのクローン
上で作成した test.git のcloneをローカルに作成します。
Git Shellを起動して下記のコマンドを入力します。
git clone git://<gitサーバのfqdnもしくはip>/test.git test
test フォルダが作成されます。
test フォルダを GitHubアプリケーションのウィンドウにドロップするとリポジトリの一覧に追加されます。